床を貼る作業の前にやること、それは下地作り。床下からの湿気や、冷えの対策、平らだと思っている床はもしかしたら傾斜しているかも、そんな床の下地、根太(ねだ)について書きます。
さて、前回壁をペンキで塗り、DIYぽくなってきたところで、今回からいよいよ、床に取り掛かります。 床材を何にするか! 希望は、無垢のフローリングです。
絶対カッコいい床です。床材の候補を調べながら、床の敷き方をしらべたところ、
根太とはなんだ
根太(ネダ)を敷け!とあります。
根太とはなんだ、DIY初心者には初見の作業です。
根太を調べると、床を敷くには、
- 表面の床材(フローリングなど)
- 捨て貼り(合板)
- 根太(角材などで格子状に組む感じ)
とあり、捨て貼りの下に敷くものになります。
捨て貼りは12㎜厚くらいの合板なので、ふにゃふにゃしたり、穴開いちゃったりしないようそれを支える役目ってことだと思います。通常、木造住宅の床下は「大引き」という木材が敷かれていて、その間はスカスカなので、大引きと垂直に根太を敷いていくようです。
廃棄物は減らさないとお金がかかる
この物件の現状の床はかなり古い、すでにクッション性の失われたクッションフロア。これをはがすのはなかなか大変です。前回のステンレスパイプもそうなのですが、はずしたり、はがしたりしたものを廃棄するにもお金がかかります。
「できることならば廃棄物をだしたくない」ので、 そのまま、古いクッションフロアの上に床をはることにしました。
そうなると、補強が必要か?と、思うところありますが、根太は格子状に並べて、 その格子の中に断熱材をはめ込むよで、 鉄筋コンクリート造の1階のこの物件には断熱材マストと判断して、根太敷きたいと思います。 クッション性がすでにないので、ふかふかすることもなく、問題ないでしょう。
根太用の木材を買いにいく
さあ、根太の材料を買いに行こう!と、計測をして、根太が何本、捨て貼り用の合板が何枚、断熱材が何枚、と、だいたいのシミュレーションをして、いつものビバホームに向かいます。
根太に使う木材が、なかなか調べてもわかりません。 根太用と書いてある木材はそこにはなく、悩みました。 床下に隠れてしまうものだし、そこまで、立派なものでなくてよいだろう。湿気がたまりそうだから、防湿的な木材があるのか。等々、考えましたが、わからない。それっぽい太さで、お手頃価格をさがして、見つけました。
「赤松の垂木」きっと正解でしょう。きっと。なんだか雑に積まれてます。
1本200円くらいのこの赤松の垂木、これで行きます。事前にシミュレーションした本数、ちょっと多めを買い込んできました。
インパクト、ドリルドライバー、震動ドリル、どれ?
ここで、そろそろ工具がないと、どうにも作業がはかどらなそうな予感が、 マストで必要な電動工具、そう電動ドリルです。 ドライバーでくるくるまわして、ネジを打っていたらすぐに日が暮れます。後々、この判断は正しく、「DIYやるならまず電動ドリル買うべき!」と、胸をはって言えます。
ドライバードリル、インパクトドライバー、震動ドリル、3者3様、迷いましたが、簡単に説明すると、
- 穴あけと繊細なネジうちが得意なドライバードリル
- 打撃を与えながら豪快にネジを打ち込んでいくインパクトドライバー
- コンクリートにも穴あけできる震動ドリル
マキタ、リョウビ、日立、ブラックアンドデッカー、等々メーカーもいろいろ迷いに迷って、最後に選んだのはこちら、小型ながら、ドリルモード、ネジ締モード、震動ドリルモードの三役をこなすマキタの充電式震動ドライバドリルHP330DWX。電動工具はAmazonが安い!ということで発注。
10.8V?とDIYでもこなれた方には言われそうですが、日曜大工レベルで汎用性を考えたら、これ1つでそこそこいけると思いました。インパクトドライバーは、繊細な作業には向かないようで、2台目の電動ドリルを買うときに。と、しました。
特に、コンクリートにネジを打ち込む必要が今後たくさん出てきそうなこの物件には震動ドリルモードがあることが決め手になりました。(結果的にすごく使いやすいすぐれものでした)工具はビバホームで買うよりamazon発注のほうが安いので、そちらで。
電動ドリル、付け替え用のドリル歯、のこぎり、ネジ大量、差し金、を購入。
今回のポイント
根太→捨て貼り→床材で、根太に断熱材を仕込む。床をひくならまずは根太!
今回、根太用の木材は、赤松の垂木40㎜×30にしました。あと、DIYの最低限は電動ドリル!電動ノコギリやサンダーなども欲しくなりますが、まずは電動ドリル、ということ。
「キッチンのある部屋をDIYして、事務所兼用のレンタルキッチンを運営する」計画。
次回、いよいよ根太を敷きます!
それでは、また次回!