壁にペンキで色を塗る、考えるまでもない気がしますが、油性がいいのか、水性がいいのか、下塗りは必要なのか、意外と考えることがあります。今回は、はじめて壁にペンキを塗る皆さんに向けて書きます。
モルタルにうっすら色がのってる状態で、かなり荒れているこの部屋の壁ですが、ツルツルではなく、サラッとした感じ。さて、DIYらしいことはまだ何もしていない私ですが、いよいよ壁を塗ることにしました。
今回もペンキを探しにいつものビバホームへ行きます。
ペンキといってもかなり種類があって迷います
ペンキといってもかなり種類があって迷いますが、油性、水性がまず選択肢のようで、スマホ片手に調べると、
「油性は匂いがきつい」
「室内なら水性でよい」
「下地をぬるとよい」などなどあります。
匂いの問題と、室内ということで、手軽さを考えて水性ペンキを選択します。水性ペンキにもまたいろいろありまして、一般的に見えるものから、DIY女子に人気のありそうな、くすんだ色合いでオシャレな容器に入っているものなど、値段もピンキリといった感じです。
シーラー?プライマー?下塗りするか?
現状の壁に古い塗装が残っているので、できる限り塗装を落として、シーラーを塗って、それから塗装をしたいところですが・・・
塗装面と新しく塗るペンキの間にシーラーやプライマーのような下塗り塗料を塗ると塗装面とペンキが密着するようで、接着剤的なイメージでよいと思います。
しかし、今回は室内、そして、この物件です下地と一緒に塗装が部分的に剥げてきても味だと割り切って、シーラーやプライマーといった下塗り塗料を塗らずに直接水性ペンキをのせていこうと思います。
選んだペンキは室内用つやなしの水性ペンキ、1面だけブラックで塗り、残りの面をうすいグレーで、塗ろうかと思います。
謎のステンレスパイプは自転車止め
さて、塗りに入る前に、この部屋の壁の下のほうにはステンレスのパイプが3面に打ち込んであります。これを外していきますが、聞くところによると、前の入居者(学習塾)はここを生徒の自転車置き場(!!!)に使っていたらしく、生徒が自転車のタイヤをガンガン壁にぶつけるので、ガードするためにちょうど自転車のタイヤの高さにステンレスパイプを打ち込んだようです。
前の入居者が自転車となれば、原状復帰義務なしのこの物件、何をやってもよい!と理解しました。
ローラーで塗る、継ぎ柄も使う
グレー面についてはガンガン塗っていくので、とくにマスキングはしませんが、床だけブルーシートで養生します。床をはる前なので汚れても構わないのですが、一応。
ぐるぐる巻きで100mくらいあるブルーシートがホームセンターで売っているのでDIYのときは、いろいろ汎用性があるので(窓の目隠しにも使用しました)、買っておいて損はないです。
まず、もともと塗ってあるペンキがはがれている部分など、凸凹がある場合は紙やすりでこすって、ある程度平らにしたほうが、ペンキの乗りがよいかと思いますが、今回はある程度は味(アジ)と思って、ローラーでどんどん塗りすすめます。
高いところは、脚立を移動しながら塗ってもいいのですが、だんだん疲れてくるので、「ローラー継ぎ柄」で長くして塗るのがおすすめです。
水性ペンキ 重ね塗りは必要か
一面をブラックにしたことで、オシャレ感が、でてきてます。壁の塗り方ですが、グレー面は2度塗り、ブラック面は1度塗りで完成です。
下地を塗っていないこともあり、薄めの色は結構透けます。もともと柄のある壁の上に塗るわけではないので、問題ないのですが、ちょっとした落書きがあったりすると、透けます。ちなみにこの物件には「ひみつきち」という落書きがありました。そのままにしようかと思うほど、おっしゃる通り。です。ブラックに関しては2度塗り不要でした。
電機工事は免許がいるのです
天井を塗らなきゃとは思っているのですが、電機の工事がまだ手付かずなのです。その電気工事には免許がいるらしいので、
だれかに依頼しなければいけないため、手が出せず。
「パパ友ネットワークに電気工事ができそうなパパがいないか」
「近所の電気工事会社はどう探せばいいのか」
「どこにあったかタウンページをパラパラやってみたり」
悩んでるうちに見切り発車で簡単そうなペンキ塗りを始めてしまったわけです。こんな、ネットから簡単見積もりできるサイト見つけました。ネットからお願いすれば地域の登録されている電気工事業者におそらく依頼が行くシステムで、簡単に見積もってくれます。相場価格がわからない場合はとくに、業者直の言い値より安心。
今回のポイント
とりあえず、室内のペンキはあまり気にせずにガンガン塗れ!とうことです。(通常は下塗りはしたほうが良いとおもいます。。)
「ローラー継ぎ柄」は是非手に入れましょう。
雨風が直接あたらないのであれば、水性ペンキは匂いもなく、手や顔についても簡単に落ちるので、気にせずいけます。写真は塗りたてでてかってますが、乾くとつや消しのブラック、マットで素敵です。
一歩前進した
「キッチンのある部屋をDIYして、事務所兼用のレンタルキッチンを運営する」計画。
次は床だ!
それでは、また次回!